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もう2度とあってはならない話 [本]

今日のルンド[曇り]のち[曇り][晴れ]

学校で空き時間がたくさんあり、久しぶり長時間図書館で過ごす。
何気なく棚を見ていたら、昔読んだ本を発見した。

20101019.JPG
A-6171(Jag överlevde Auschwitz), Ferenc Göndör

ユダヤ人の少年がアウシュヴィッツ強制収容所から生還した話。
A-6171 は、彼につけられた収容所での名前だ。
彼の生還への道のりは、収容所から出た後も長く続く...

この本は、スウェーデン語勉強中の人のための簡単な本 Lättläst で、
出来事だけが簡潔で、ぐだぐだと余計なことが書かれておらず、本当に読みやすい。
で、かなり衝撃を与えられてしまった。

こっちに来たら、戦争でも欧州に関連した(ユダヤ人迫害、ナチなど)本を多く見かける。
こっちの戦争についてやアンネに関する本なども読んだことがある。
興味がある人は読んでみるのもいいかもしれない。

私の借りた時は、この本は新品同様だったのだが、かなりくたびれてしまった。
今までに何人の人に衝撃を与えただろうか...



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アンナの推理小説 [本]

今日のルンド[晴れ] 朝濃い霧が出た。秋にたつのが霧だよ。

本屋の推理小説の棚の前に行くと、目立つ位置に彼女の本がずら~と並んでいる。
スウェーデンではかなり名の知れた作家らしい。

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Anna Jansson (アンナ・ヤンソン)

Wikiで彼女のことを調べると、意外にも他国での情報は少ない。
国内人気作家だが、きっとスウェーデンお国柄の書き方なのかもしれない。
例えば、"赤川次郎" みたいな。
その国の人にしかわからない生活様式や行動みたいのが多く、外人には理解できないとか..

今回も授業の課題なのだが、自己選択。
課題なのに推理小説ってのも何だが、一応お薦め図書一覧の中に推理小説あったし。

期限が決まっていて、かなり斜め読みになっているが、じっくり読めば楽しいかも。
よくある刑事ドラマに似た話の展開になっている。
これは、主人公の女性捜査官が殺人事件に立ち向かっている話で、シリーズ物の初巻だ。

ちなみに、Annaは、
子供のいるお母さんでもあり、昔は看護婦さんだったようだ。
時々本の中で彼女のそんな一面を垣間見ることができる。
最近スウェーデンで彼女の本がドラマ化されたらしい。




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Haruki Murakami [本]

今日のルンド[晴れ] ぽかぽか

この秋読まないといけない小説の物色に本屋に入ってみると...

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Haruki Murakami (村上春樹)の本

棚の一番目立つ段に彼の本が並んでいた。
それも表紙が見えるように。
村上春樹は世界でも有名な作家ではあったが、スウェーデンでも人気作家のようだ。
棚に名前が書かれた作家の数は少ないのにぃ、すごい、すごい!

猫の表紙の 「海辺のカフカ」 は読んだことないので、
読みたい!って思ったが、厚すぎるので今回は断念。

何気なく近寄って来たお嬢さんもこの本を手に取り、本の裏を読んでいる。
残念ながら、棚に戻しちゃったけど、気になる1冊ではあるようだ。

実は、彼の本は、図書館でも、このように表紙が見えるように並べられていたのだ。
すごい、すごい!


ちなみに、
買わないといけない小説は、ネットで買うことにした。
実は、本屋で買うより、ネットの方が、半分ぐらい安いんだよね。




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Doktor Glas (ドクター・グラス) [本]

今日のルンド[晴れ] 風強し

スウェーデン語授業の課題で読みだした本がある。
1カ月ほどかけて、みんなと本について語りながら読み進めていくのだ。

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Doktor Glas (Dr.Glas), Hjalmar Söderberg

100年ほど前(1905年)に書かれた本で、
たぶん綺麗なスウェーデン語なのだが、古典的な言い回しもあり、、
、、、みたいな本だと思う。よくわからんが..
夏目漱石の「坊ちゃん」などを読むのと同じような感覚かもしれない。

まだ1/5ほどしか読んでいないが、
グラス医師の4カ月ほどの出来事が日記調で書かれている。
で、人を殺してしまう?ようだ。
彼の感情などがウダウダ(すいません)と書かれ、使う単語も現代本とは違うし、
比喩らしき表現もあり、難しい。

しかし、殺人事件というスリルある内容と何よりも学校お薦め図書なので、
読んでみてもいいのではないだろうか?!

残念ながら和訳はされていないようだが、英訳はあるようだ。
それに、映画もあるらしい。

これから読書の秋ですし...


前回読んだ学校お薦め図書は →これ



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見たことある おじさん [本]

今日のルンド[晴れ]時々[曇り]

買ってきた料理本をペラペラめくって見てたら、
「あ、見たことある おじさん!」

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彼は、スウェーデンの王様だった。
本編集者が、お城に招待され、プライベートキッチンで王様手作り料理を御馳走になったらしい。
なんと、アットホームな人、そして王宮。

20100527(2).JPG
Sveriges nya landskapsrätter (スウェーデンの新しい地方料理) av ICA

スーパーICAのお買い物ポイント貯めて得た25krクーポンで買った貰った。
(クーポン無くても買えるが、それだと149krする)
スウェーデンの県毎に伝統料理、現代料理などのレシピの他に、
その県のことや料理食材のうんちくも書かれ、普通のレシピ本より内容の幅が広い。
それに、王様手料理レシピものってる。

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これは、Skåne(スコーネ)県の伝統料理らしい Äggakaka(玉子ケーキ) 。
普通のオムレツではないようだ。知らなかった。
作ってみたいが、あまり体に良さそうな料理じゃないなぁ...




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クルト・ヴァランダー [本]

今日のルンド[曇り]

今週はPåsk(復活祭)休暇で、学校はお休み。
でも、2冊目の小説を読むっていう課題あり。
先生の指定した70、80ほどあるリストから選んだ1冊はこれ!

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Hundarna i Riga (リガの犬たち) by Henning Mankell(ヘニング・マンケル)

Skåne, Ystad警察 クルト・ヴァランダーが、いろんな事件を解決していく推理小説。
日本語にも翻訳されているし、映画化もされている。
ヘニング・マンケルはスウェーデンの有名な作家だ。この人の本は読みたかったのだ。ちょうどよかった。
推理小説好きに加え、
舞台がこのSkåne県だから、聞きなれた地名がよく出てくるし、馴染み深い。

リガの犬たちは、
殺され船で運ばれたラトビア, リガの男がYstadの海岸で発見される事件だ。
まだまだ読み始めで先は長いけど、楽しみだ。
ところで、1ヶ月ぐらいで全部読めるのかなぁって不安もあったりして...





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隣の墓の男 [本]

今日のルンド[曇り]時々[晴れ] -2℃

今週は Sportlov (スポーツ休暇)で学校は1週間お休み!
しかし、何のイベントもない代わりに、宿題はたくさんある...

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GRABBEN i graven bredvid (The guy in the grave next door)

映画にもなってる有名な本らしい。
YouTubeでも見れるよ →こっち

ご主人を亡くした女性と母を亡くした男性が墓参りで出会う。
仕事も生活もまったく違う二人の行く末は...

本を読む前にちょうどTVでやっていたので、だいたい内容はわかるのだけど、
若干本と映画は違うらしい。←先生曰く
エッチな場面も多く、えぇって思うこともあったよ。これが普通なのか?!
ちなみに映画の男性俳優は有名な映画(ミレニアム)にも出てるよ。

本の方は、ちょっと難しい。書き方も使ってる単語もちょっとねぇ..
いちいち全部単語を引いて本内に記入してるクラスメイトもいたけど、
それをやると私の場合何時間かかっても読めそうにない。時々引く程度。
ゆえに細かいとこは理解できない。ははっ
だって、今週中に100ページぐらい読んでいかないといけないのですものぉ...
あぁ、気が遠くなる。





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長い夜のお薦め2つ [本]

今日のルンド[曇り]のち[雨] Nobeldagen

毎日どんよりしてて昼間でも暗いのだが、暗い夜も長い...

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Millennium, Stieg Larsson (ミレニアム、スティーグ・ラーソン)

ベストセラーになっているスウェーデン作家による推理小説。
映画化もされ、もちろん日本語にも翻訳されている。
友人のお薦めでもあったし、何より好きなジャンルなので読みだした。
まだ、読み始めで、何の事件も起きてないのでいささか退屈。だが、後が楽しみだ。

現在、このシリーズは3冊あり、
これは、最初の Män som hatar kvinnor (日本語タイトル:ドラゴン・タトゥーの女)。
残念ながらスティーグは死んでしまったので、もう後続本はないかもしれない。
映画も必見だ!

そして、読書のお供に 殻付きナッツ
くるみ、ヘーゼルナッツ、アーモンド、ピーカンナッツ、、、
秋に実った木の実。この冬この味を知ってしまった。
ひとつずつ殻を割って食べるのが楽しい。 が、食べ過ぎに注意!!



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終りなき夜 [本]

今日のルンド[曇り]時々[晴れ]

今ハマってる本がある。それは、アガサ・クリスティ
イギリスの古いミステリー作家で、名探偵ポアロやミス・パープルの生みの親だ。
この名を知らない人はいないだろう。

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終りなき夜に生れつく (Endless Night)

ポアロ、パープルのシリーズではないけど、一応和訳されてるようだ。
今回は、英語授業の課題で、本を2冊読め!と言うことで、選んだ一冊。
先生には、アガサ・クリスティは登場人物が多いのでやめた方がいいと言われたが、
読みだしたら、止まらない。
先週図書館で借りて、もう半分ぐらい読んでしまった。
しかし、辞書いらずで読めたら何といいことか...
更に感想文書くのでメモしながら読んでたりする。めんどい。
あ、この本、ありがたいことに英語は簡単な部類。ゆえに選んだ。

天気の冴えない日は、
日がなゴロゴロ、お茶しながら、本を読むのもいいよねぇ。
今日のおやつは、紅茶+クラッカーにイチジクジャムとリンゴンジャム


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