せっかく助かった命なのだから、、

今日のルンド ちょっとずつ暖かになってる．．

福島に住んでいる友人に電話した。
友人やその家族が無事だったことは東京にいる友人からすでに確認済み。
少し落ち着いた頃に電話しようと待っていたのだ。

彼女の家は、郡山なので福島原発からは離れていて非難区域にはなっていない。
外出時は、マスクと帽子、雨の日はレインコートで大丈夫なようだ。
福島産農作物の放射能による影響は大きく、福島産っていうだけで売れないって嘆いていた。

地震については、立ってられないほどすごかったらしい。
仕事場から家に戻ると家の中はめちゃめちゃで、食器は半分ぐらい割れたって。
断水は1週間ぐらい続いた。
今は、買い物が大変で、お店は節電と品不足のため3時ぐらいで閉まってしまう。

仕事場もめちゃめちゃで、もうダメかと思ったらしいが、その後早々に再開した。
大阪のお客さんは、被災地だからといって納品を待ってはくれなかったそうだ。
なんか大阪人らしい励まし方法だなぁって思う。
こうやって経済も立て直していくのが、復旧への近道なのだ。

お子さんの学校は、ずっと休校らしい。
なぜなら、避難してきた人たちで校舎はいっぱいで授業できる場所はないからだ。
新しい避難所、生活場所が早急に必要といえる。

毎日余震があり、余震なのに震度5とかもあって、驚くばかり。
子供たちは慣れてしまって、慌てることもなくなったようだけど、
彼女は「せっかく助かった命なのだから、もっと大切にしないと．．」っていう。

彼女の住んでる場所よりもっと被害の多かった場所は多い。
その人たちを心配していた。
まだ水も出ない地域もあるのだ。


そんな話のあと、何もなかったかのように世間話をした。
彼女の明るさは昔のまま変わっていなかったのがうれしい。

原発が早く落ち着いてくれること、あちこちの被災地が復旧することを、
まだまだ祈り続けなければならない。
そして、支援し続けていかなければならないと思う。